日野原先生の言葉から
最初に学んだことは
「看護」の看るが
母が子を手当てするとき、その子を癒やす力をイメージすること。
をふと思い出しました。
大きくなって、仕事に疲れて
おまけに人間関係にトホホとなって
でも、自分でがんばるしかないと思って
不安で、心細いような日があったら
家族でも友達でも、つきあっている人でも
自分が信頼できる人の手を、身体にあててもらうといいです。
その人の体温が伝わるくらいの薄着の上で
自分の手でも背中でもお腹でも腰でも
どこでも。
不思議と安心できるのです。
これが、「手当て」の力なのだなって、十数年経って
ありがたく感じた 春の夜でした。